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2010.02.09

建築基準法に代わる新法の議論

馬淵澄夫国土交通副大臣が日経アーキテクチャーのインタビューでコメントしています。
その中で、設計・監理・施工の分離を訴えています。

私達設計専業の事務所(施工を請け負わない)は設計・監理を建築主の側で行い、施工を監理します。
ここでいう監理とは、建築基準法・建築士法で定められた工事監理であり、
施工者の工事内容が、設計図書通りであるかの確認作業が主です。

この監理が、設計・施工の場合(ハウスメーカーなど)建築主の利益を守るために行なわれているのか?が、建築業界の永遠の問題・課題です。

今回の馬渕副大臣の方針は、設計と施工の分離の部分は賛成ですが、設計と監理を分離することには、若干の違和感があります。工事中での、設計業務と監理業務が明確に区分できないと考えるからです。

国土交通省の告示15号では、工事監理期間中に行なわれることが合理的である設計業務をリストアップしていますが、実際の建築の現場では、明確な区分が難しく、設計と監理を分離することはまだ、難しいのではないでしょうか?もちろん、建物の規模や、用途によって、また発注者によっては可能な場合もありますが・・・・

話を戻して・・・・設計・施工の分離はもちろんそれが重要であると、訴えてきました。
しかし、現在の日本の建築を廻る社会システムとしては、大変難しい問題です。
それゆえに、政治のリーダーシップを期待します。

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